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 滋さんが語る、小さな頃の「美しい女の人」の想い出―
 この話をやってくれるのを、本当に待っていたんだよ~(自分だけではないと思いますが)
 スタッフも楽しみにしていたんじゃないかと思わせるような、そんな凄い回でした。

あらすじ
藤原家の門の前に残された足跡と落書き。おそらく妖怪のものであることに不吉な予感を覚えた矢先、家の中で奇怪なことが起こり始める。藤原夫妻に何か起こることを恐れる夏目は、かつてこの家で同じようなことがあったということを滋から聞く。そしてそれは、滋がある人に出会ったことで治まったという。その人のことを尋ねる夏目に、滋が子供の頃の話を語り出す――

 あらすじはTV東京のサイトから → TV東京 あにてれ

 今回の原作はこちら ↓ これでこの巻の原作はすべてアニメ化済みです。
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(2008/03/05)
緑川 ゆき

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 今回、最初から動きが凄かったです。
 レイコさんが、暗黒からじわじわと姿を現すところとか。
 ニャンコ先生が、夏目にハッサクぶつけられて怒るところとか。
 ・・・このへん、楽しんでわざと先生をブサブサに描いているとしか思えない。これがエンドカードになってるし(TV東京ではエンドカードの放送ないんでしたっけ)。

 滋さんと一緒に帰る道すがら、6本指の足跡を見つける夏目ですが。
 妖怪の足跡だから、滋さんには見えない訳ですよ。
 でも、立ち止まって足跡を見ている夏目を、黙って待っているんですね。
 ・・・滋さんにも、塔子さんと同じ温かさを感じます。いいなあ。

 家に帰ると、塔子さんの叫び声が! 今回の塔子さんはお美しい。
 ・・・家庭菜園が荒らされたってことで、先生を疑う夏目。「ニャンコな足跡だぞ」って。
 真犯人は6本指の足跡の妖怪のようですがね。
 「妖怪め 用があるならおれにだけ仕掛ければいいのに」今回、特に強気な夏目です。

 夜中に夏目をのぞき込む妖怪。見つかって、そいつは廊下に逃げ出すんですが。
 障子に映った姿が怖いよ。くねくねと動きが付くと、なおさら不気味。
 あわてて追いかけた先で、滋さんとばったり出くわし。
 2階を走り回っていたのはニャンゴローかと問われ、そのまま認めることに。抗議する先生が、猫っぽくなって可愛いです。
 ・・・原作で「ニャンゴロー」の初出は、まさにここだったんですねえ。

 滋さんがそこで言った、「近所に住んでいた、少し変わった綺麗な女の人」が、レイコさんのことではないかと考える夏目。
 翌日、滋さんから詳しい話を聞くことに。
 そこで滋さんが語る、(レイコさんとしか思えない)女の人の想い出とは―

 第5話で「霧葉」が50年前と言っていたので、同じくらいの時期なんでしょう。・・・ということは、滋さんって、57歳くらいだとか?
 彼女は、男子生徒から石を投げられたのを、滋少年から棒を奪って打ち返すのが早かった!
 ・・・冒頭で夏目が斧を投げられたのに、身動きひとつできなかったのとは、えらい違いだ。
 「遊びたいなら 遊んでやってもいいわよ?」
 レイコさん、これは惚れますよ。

 「子供って面白いのもいるのね まだ人間じゃないみたい」
 人間だと、彼女に石投げたり、ひどいことをするから?
 滋少年から見たレイコ像は、いつも一人でいて寂しそうだったのかな。
 ちょっと恐いとも言っていましたが。それはアイキャッチの先生 → 斑でよく分かった!

 その頃、現在の藤原家のようなことが滋少年の家に起こり、さらに進んで母は病気に、父はケガをしたりと、悪いことが続くようになって。
 その話を聞いた彼女は、滋少年の家を訪れて。
 「あたたかいわ 優しい家ね」「こんな所に住めたら きっと幸せね」
 「こんなお家が荒らされるのは 不愉快だわ」


 ここで出てくる金魚の風鈴、前期2話の露神の回に出てきたのと同じなんですよ。
 レイコさんの当時の、あたたかい、優しい家が、現在でも変わらず、ずっと続いているっていうことの表現なんでしょうか。

 そして、現在夏目の部屋となっているところで、それは起こります。
 光とともに、障子は破れ、窓は壊れ、紙きれは宙を舞い・・・
 「ごめんね お部屋 少し壊れちゃったわ」「私のせいで 怒られちゃうわね」
 確かに怪異は治まるんですが・・・

 「ありがとう 楽しかったわ」
 過去形で告げるレイコさんが哀しいです。
 その日以来、めったに会わなくなって、見かけても笑って逃げていったんだとか。
 「ただ 優しい人だった気がする」

 滋少年のために妖怪を追い払ったのがレイコさんだと、夏目は確信し。
 「・・・そうか この家にはレイコも来たことがあったか」
 しみじみと言う先生の頭を、なでなでする夏目。先生もまんざらじゃないんだと思います。

 しかしその時、廊下を走る妖怪がまた現れ。って、大きくなってるし。
 夏目は追いかけるんですが、先生は深追いするな、追い払うのが一番と。
 そういうことは早く言わないと!
 「ぎゃーっ 食ってるし」
 ・・・夏目を食ってどんどん大きくなる妖怪の動きが、迫力あってホントに恐いですよ。

 夏目は食われたことによって、妖怪がレイコさんに追い払われた時の状況を知るのですが。
 「さぁ 出ていきなさい」「荒らすことは 許さない」 「ここは私のー・・・」
 「お気に入りの子の 家なんだからー・・・」


 先生は夏目を助け出し、あれは「カリメ」という妖怪で、気に入った家の者を追い出し、自分が住みつくんだと言います。
 夏目をレイコだと思って復讐に来たんだろう、とも。
 塔子さんは頭が痛いと言ってますし。前半が美しかっただけに、やつれ具合がお可哀そう。

 レイコさんがやったのと同じ方法で、夏目はカリメを追い出そうとします。
 「この家の人を苦しめるなら 出ていってもらう」そう宣言する夏目に、力強さを感じます。
 そしてレイコさんの時のように、眩しい光の中でカリメは落ちてゆき―
 あとに残されたのは、壊れた障子や襖、窓ガラスなどなど・・・

 塔子さんや滋さんを守れたと、夏目は実感して。
 レイコさんの、「こんな所に住めたら きっと幸せね」という言葉に対し、「はい レイコさん」と答える夏目。
 レイコさんの叶えられなかった願いを、叶えてあげているという実感はあるでしょうか。

 ひどい部屋(夏目の自室)の惨状に、先生は滋少年の時を思って、やり逃げしたレイコのことを「本当にろくでもない女だ」と言うのですが。
 夏目は「ここは 私の「お気に入りの子」の家 だったんだってさ」と教えてあげるんです。
 「でもレイコさん、普通はそういうのは 「私の友達の家」っていうんだよ」

 しかし、そこを滋さんに見つかってしまうのですが。「これじゃまるで あの時と」という滋さんの言葉を夏目は遮って。
 「おれがふざけすぎてしまって」「弁償します」と、ごまかす夏目。

 「・・・嘘をつくのか この人達に」
 「それが嫌でレイコさんは もう会いに来なくなったのか」
 「また ひとりになったのか」

 差し込む西陽で伸びる影が、とても切ないです。

 でも滋さんは、そこで一歩踏み出してくれるんですよ。
 「弁償はしなくていい」「ここは 君の家だと言っただろ」
 滋さんは、子供の時と同じだと知った時点で、もう何があったのか薄々分かったんじゃないかと思います。
 分かって、夏目が嘘をつこうとしているのも気付いたうえで、それ以上は聞こうとしない。

 家族だって、言ってくれるんですよね。

 あの塔子さんにして、この滋さんあり。
 この夫婦に引き取られて、夏目は本当に良かった。
 レイコさんも、家を象徴として、こんな家族が欲しかったんでしょうね。

 「おれは 返せるだろうか」「この喜びをどうやって 返していけるだろうか」
 「大切な この人達に」

 返し方なんて、本当は簡単なことなんだよ。
 願わくば、夏目がその最初の一歩を踏み出すことができますように―




 今回、所用で地デジ地域へ行ったので、夜中がんばって起きて見ました。
 この「仮家」になったのは恣意であって、偶然ではないです・・・
 しかし、終盤TVが歪んでしまい、地デジの意味半減だったのでしょうか?
 いや、TVのせいじゃなくて自分のせいなんですが。
 映像が、背景やシーンの設定も含めて凄かったので、キレイな画面で見れてよかった。

 月間の番組表では、作画監督が空白になっていたので、スケジュールの調整ついていないのかと心配していたこの回でしたが(レイコさんやりたい人が多すぎた、とかも考えた)。
 ・・・全く逆でした!
 原画がたった3人で。しかも、OPの作画監督の方や、EDの一人作画の方が入っているという。
 シリーズ終盤でこんなハイレベル、予想できるわけないですよ。

 夏目の顔が違うという感想も多々ありましたが。
 前期1話見た時点でEDの夏目が原作のイメージに近くて好きで、今期のEDで歓喜した自分にとっては(岸田隆宏さんの作画)、今回の夏目は原作準拠でとても良かったです。
 「髪は真ん中分けでダサイ」という原作者の数少ないこだわりを、大切にしてくださったんだと感謝!
 歩いてる時の横顔なんて、本当に原作見ているようでした。


 次回、「呪術師の会」
 名取、再度登場!
 予告の台詞&口調が、最終回に近くなっていますね。夏目と先生以外の方の声が入っていないんですが・・・


 来週出ます!(3月18日発売)
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 未だ公式には出てこない、謎の24track目ですが。
 「にゃんてこった!」・・・たったの4秒ですか?(ソースは楽天)
 それってつまり、アイキャッチかな?

 第2期のOST「いとうるわしきもの」の収録時間は、74分56秒だそうで。・・・つまり収録可能時間ぎりぎり一杯ってことですね。
 第1期のOST「おとのけの捧げもの」が58分06秒とかで、本当は半分に分けてこの程度のつもりだったのかな?

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