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 といっても、これは日本での話で、欧米では1981年~84年に刊行されて、既に古典になっているんですがね。
 ファンタジーの古典である「プリデイン物語」五部作の作者による、架空の王国を舞台に動乱に巻き込まれた青年の成長を描いた小説。
 三部作ですが、1話ごとに話は完結しています。
 魔法とか出てくるわけではないので、歴史物として読めるでしょう。ローズマリ・サトクリフが好きな方などにおすすめ。
 

ウェストマーク戦記 三部作
 全米図書賞、アメリカ図書館協会年間最優秀図書賞に輝く三部作。

ウェストマーク戦記〈1〉王国の独裁者 (ウェストマーク戦記 1)ウェストマーク戦記〈1〉王国の独裁者 (ウェストマーク戦記 1)
(2008/11)
ロイド アリグザンダー

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 あらすじは出版社サイトより引用。
 舞台は18世紀の架空の国ウエストマーク。心身を病む国王に代わり、宰相カバルスが独裁権力をふるっている。印刷見習工のテオは、ある事件をきっかけに流浪の身となり、浮浪児の少女ミックルと出会って、大きく運命が変わる…。

 第2巻、第3巻のあらすじは、ネタバレになりそうなので省略。


 第1巻の当初は主人公は少年かと思ってましたが、様々な本を読み、性格に芯を持ち、人間的な核はできていると思うので、もう青年と判断していいかと。
 そんな主人公が国家の動乱に巻き込まれ、社会情勢によってより成長していく話でもあり、主人公の周囲の人達の変化、動向を重層的に描いた話でもあると思います。

 独裁と自由、言論と統制、戦争と平和など、重厚なテーマを持ち大人が読んでも遜色ない小説です。
 「プリデイン物語」は主人公自身の成長から始まるので、小さい子が読んでおもしろい物語になっていると思いますが、この三部作は歴史が分かるくらいになってからの方がおすすめ。

ウェストマーク戦記〈2〉ケストレルの戦争 (ウェストマーク戦記 2)ウェストマーク戦記〈2〉ケストレルの戦争 (ウェストマーク戦記 2)
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ウェストマーク戦記〈3〉マリアンシュタットの嵐 (ウェストマーク戦記 3)ウェストマーク戦記〈3〉マリアンシュタットの嵐 (ウェストマーク戦記 3)
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 ロイド・アリグザンダーに限らず、旧作にも光が当たるようになってきたのは、いいことですねえ。

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【2008/12/01 21:25】  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  TOP↑  
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